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抄録
本研究で,家族対話と家族有用感から家族コミュニケーションを捉え,レジリエンス因子の意欲的活動性と内面共有性との関連性を検討した結果,家族コミュニケーションはレジリエンスに影響し,家族対話や家族有用感が高いとレジリエンスも高いことが明らかになった。また中学生は家族との関係性を評価する家族有用感がキャリア意識の向上に関連すると推察された。中学家庭科の学習指導要領では「これからの自分と家族とのかかわりに関心を持ち,家族関係をよりよくする方法を考える」ことが目標とされているが,この学習をすることは家族と向き合い,対話を深めることにつながり,ひいてはさらに社会と向き合えるレジリエンスを高め,生活者としての自立を育むと考察された。

生活に浸透したかな🎵network

1.序論
最初に循環器系として,神経・血管カップリングを提案したい1).神経・血管カップリングによって,循環器系から神経系を推定できる.心臓の機能を計測する方法として,ECGなどを挙げられる.肺の機能である心拍数についても,成人した健常者では目安値があるため疾病の診断などにおいて活用されている.このような心臓機能や肺機能などの循環器系は,神経系と連動していて神経パルスとECGや心拍数は同期している.神経・血管カップリングはガウス関数であり,ニューロンの活動は正規分布をしている.  
神経により動くものには視覚系や聴覚系の他に,神経パルスにより行動になるので歩行機能を良く結び付ける.脊髄には,CPG(Central Pattern Generator)という生体を制御する仕組みがある.このことによって,身体全体のバランスを維持するように歩行することができる.

2.目的
神経・血管カップリングによって正規分布を描いた知覚系・運動系の成果から,脳システムに関する家庭科について検討する.このようなニューロンの活動について利用することで,生徒に情報教育に関する深い知識・理解を与えることを目指したい.

3.方法
中学校の生徒116人に対して,アンケート調査を実施することになった.生徒には,インフォームド・コンセントを実施した.質問項目は,a.衣生活のこと,b.食生活のこと,c.住生活のこと,d.消費生活のこと,e.家族のことに分類した各およそ20問の質問用紙に5段階評価で答えさせることをした.アンケート調査の結果は,各段階の人数をカウントした後にパーセント表示した.

4.結果
オレンジ色には女性が似合うのだと回答した生徒が多く見られて,既にあるジェンダーの研究とほぼ同じような結果が得られた.このことから,本研究で実施したアンケート調査は参考になる程度のサンプル数であったのだと言える.その他にも睡眠を促す色とされている緑色には,夏らしいイメージがあることが統計的に分かった.
生徒は環境,福祉,国際,安全,情報のテーマ中では,『安全』に対する興味・関心が最も高い結果であった.また別の項目では,生活に欠かせないものとして衣・食・住と水道・電気・ガスを挙げる生徒が目立った.このように『情報』や電話とインターネットに関しては,なくても困らない生徒が目立った結果であり,教育的問題を感じられた.

5.考察
水道・電気・ガスなどの住宅設備には生徒も関心を持っているようなので,是非とも情報教育の方針を取り入れたいものだ.水道・電気・ガスを最も利用するキッチンの設計では,関節可動域への配慮を欠かせないだろう2).関節可動域とは身体の動作域のことで,脳システムから推定される神経パルスなどで評価される.人体採寸などの実験・実習は,家庭科教育全般に関する実践の際に取り入れたいものだ.
またインターネットによる消費電力の管理などの最新技術によって,日常生活の快適詩・利便性は拡がる.省エネ(節電・節水)は,生活に欠かせないものである水道・電気・ガスについて環境課題と関連させて指導できる可能性があるように思う.家庭科で電話やインターネットについて環境問題の観点から指導することで,アンケート調査の結果を改善していきたい.

6.結論
電話やインターネットについて,生活に不可欠でないのだと感じている生徒が目立ったことを受けて,改善させるための授業計画を練った.神経・血管カップリングの成果から,脳システムを取り入れることでペースメーカーへの理解を深められる.更に電磁波に関する課題を知らせた上で,調査結果から躍度によるキッチン設計について授業実践した.以上のことから,単なる興味を実生活で実現するために,家庭科に情報教育という方向性を与えられた.

文献
1)Buxton RB et al. Neuroimage 2004. Vol. 23, pp. 220 – pp. 233
2)AIST 人体寸法・形状データベース